★擬人化完全攻略★
みなさまおはえるち。
突然ですが、『ウマ娘』をご存知でしょうか?
『ウマ娘』とは競走馬を可愛い女の子に擬人化させたもので、アニメやアプリで大人気になっています。特にスマホアプリ『ウマ娘 プリティダービー』はゲーム好きやアニメ好きにとどまらず、競馬ファンをも巻き込んだ超人気コンテンツなのです。
競馬ときけば「おじさんの遊び」「ギャンブル」といった若者とは離れたイメージでしたが、それを「美少女化」、つまり「擬人化」させることで注目する層を増やしていきました。「擬人化」といってもウマをそのままヒト型にしたわけではありません。ウマのフォルムや性別を排除し、美少女につくりかえたからこそ『ウマ娘』の魅力があるのです。
さて、ここでアストルティアにおける「擬人化」についてですが、5月10日のテンの日に行われた公式主催の「コスプレイベント」では様々なドラクエタイトルに関わるコスプレが披露されました。その中には、人間のキャラクターではなく、モンスターにコスプレした人も少なくはありません。
モンスターはヒトの形をしていないものがほとんどです。そのまま同じフォルムになることは不可能でしょう。そこで考えるのがモンスターの擬人化です。
No.1モデルである私のクローゼットの中からひとつ例にあげてモンスターの擬人化ドレアを説明しましょう。ここはテストに出るのでしっかりきいておくように。
この写真をみて、なんのモンスターかおわかりになりますか?
そう。みんな大好き「邪蒼鎧デルメゼ」ですね。
このドレアのポイントは、
1.モンスターの色
2.モンスターの特徴
3.モンスターのイメージ
です。
1.色についてはご覧頂いたとおりです。メインとなる色を決めて、あまりごちゃごちゃさせないことがポイントです。2.特徴とはフォルムにおける目立つポイントです。私は顔がボディについていることに注目しました。そこでチョイスしたのが「ピヨちゃんTシャツ」です。顔を胸に持ってきたことで本来の顔がガラ空きになるわけですが、そこも特徴でカバーしていきます。例えばツルっとした頭部は「ゼルメアメット」、ギザギザの歯は「ディープギアマスク」で表現しました。ちなみによく他の冒険者から突っ込まれる「ぐるぐるメガネ」はノリでつけただけです。気にせず私のセンスを楽しんでください。「なんでメガネなんですか?」とか無粋な質問は今後しないように。
3.イメージとは「強い」とか「怖い」とか外見だけでなく、モンスター全体から感じる特徴です。私は普段、守護者のようなバトルコンテンツに積極的ではありません。なのでデルメゼは私にとって未知の恐怖なのです。なので、デルメゼそのままのフォルムではなく「なんでそうなったの?」という疑念を持って見てもらえるよう、あえてスカートや足元を可愛くし、不思議のエッセンスを取り入れることにしたのです。
以上のように、フォルムをそのまま真似るのではなく、擬人化させることによって、より魅力的なものに変えることができるのです。
それでは、最後に今回発表となった「羅刹王バラシュナ」のコスプレドレアを擬人化論をもとに完成させていきます。
1.は黒と黄、紫でいいでしょう。2.はドラゴンの顔にカラフルな翼が特徴的ですね。尻尾には蛇もいます。
難しいのは3.です。ここで名前の考察からモンスターのイメージを掴んでいきます。「羅刹」からヒンドゥー教との関わりがあると思われます。ヒンドゥー教に関連した名前で似たものを検索すると「クリシュナ」というものがあります。特徴は「黒い(暗い)肌」「金色の腰布」「孔雀の羽」です。おそらくこれがデザイン的な元ネタでしょう。クリシュナはヒンドゥー教で最も人気があり、広い地域で信仰されているようです。
これらをもとに姿見でバラシュナドレアをつくってみるとこうなります。
翼はドルボードの天使の翼プリズムを使います。メガネはノリなので、「メガネはなんで?」とか無粋な質問はしないように。人気があり、祈りの宿あたりで広く信仰されそうですね。
みなさまもぜひご参考までにどうぞ。
おわり。
プロネタドレアニストのカカさんのバラシュナはこちら▼
ようし!今回は割と簡単に行けるぞ!! pic.twitter.com/pR2UB65rrs
— カカオ豆 (@cacaobeans_dqx) 2021年5月18日